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【2019/05更新】スズキ新型エスクードがホントに良いクルマなので皆さんに知ってほしいvol.01(最新の安全装置)

結論から言っちゃいますけど、エスクードと聞くともうそれは

「マニアックなユーザーが選ぶSUV」

というイメージで定着していますよね?

もちろん、売れているSUVのC-HRとかヴェゼルとかと比べれば、知名度は天と地ほどの差があるのがエスクードなのですが…でも、

このクルマは本当に素晴らしい出来のクルマなのを、ぜひ皆様に知ってもらいたい!

そういう一心でこのブログを書いています。はい。

↓ マイナー前のエスクードですが、今回の新型エスクードではエンジン等の走りに関連する変更は行われていない為、試乗動画も参考にしていただけるかと。

もう、とにかくメチャメチャ良く走るSUVなので。スポーツモードホントに楽しいので。ぜひ。

ちょうど2018/12にマイナーチェンジし、顔つきも、装備も、内装の質感も変わりましたので、この紹介を含めてエスクードの魅力を語っていきたいと思います。

※ ヒャッハァ!安全装置しか説明してないのに2,800字オーバーになったよ!!という事で進化した安全装置以外は次回に続くよ!!ごめんね!!

次回vol.02アップしました

↓ エククード先進安全技術試乗動画UPしました!ぜひこのブログと合わせてご覧ください!

2018/12/3 スズキのラインナップの中で最も高額なクルマ、そしてSUVでもあるエスクードがマイナーチェンジを行いました。

スズキ公式エスクードサイトリンク

大きく変更になったポイントは、

の3つです。これらはあとで細かく説明しますのでしばしお待ちを。

まず、新型エスクードの概要を書きますね。知らない方のためにも。

□新型エスクードの概要

新型エスクードは、グレードとしてはモノグレードであり、ベースの1種類しかありません

しかも、トランスミッションも6ATのみ、駆動も4WDのみというシンプルさ。

他の人気SUVとは一線を画する潔さ…

そこにシビれる!あこがれるゥ!

…とはならないのが普通のユーザーなんですよねー。そりゃ金額や装備も選べた方が良いに決まってますもんねー。

とにかく、ワングレードという構成がいささか不安を感じるエスクードですが、その内容はオールラウンダーSUVとして高いパフォーマンスを誇っています。

マイナーチェンジ前のエスクード(以後、旧エスクードと書きます)は、スズキセーフティサポートの海外版とも言う「レーダーブレーキサポートⅡ」を装備していました。ACC(アダプティブクルーズコントロール)こそ搭載しているものの、人には反応しない自動ブレーキ機能として、国内市場では完全に劣化自動ブレーキとしての扱いに過ぎないものでした。

ところが、今回のマイナーチェンジでいきなりの最新鋭デュアルセンサーブレーキサポート」を装着してきたのには、スズキの中の人も度肝を抜かれたはず!

なんせ、

○車線変更サポート付ブラインドスポットモニター

○リヤクロストラフィックアラート

○全車速追従式のACC

これらの

「スズキ初」

の安全装備を、まさかハンガリー生産のエスクードが載せてくるとは誰しも思わなかったはず。いやホントです。

それに加え、今まではスイフトスポーツにしか搭載されていなかった

○車線逸脱抑制機能(LKA)

までも装備しているため、この新型エスクードは名実ともに

スズキ最強の安全装置を持つクルマ

ということになりました。

では、そのスズキ最新の安全装置を細かく見ていきましょう。


◎ブラインドスポットモニター

リヤバンパーに内蔵されたミリ波レーダーで後方から接近する車両を検知し、ドアミラーのインジケーターで方向と接近を知らせます。その状態で点灯側のウインカーを操作すると、インジケーターの点滅とブザー音で注意を喚起するシステムです。

検知範囲が約50mもあるという事で、夜間高速道路運転時にかなりの負担低減になることが予想されます。

エスクードの1.4ターボの動力性能とACC機能により、新型エスクードは高速道路との相性がすこぶる良いので、この装備は非常に好ましい装備と言えそうです。夜の高速道路が楽になるのは、僕みたいな「GT」的な使用の多い旅人の方には間違いなく朗報です!

◎リヤクロストラフィックアラート

これは、数年前からスズキ純正ナビを装着したクルマ(旧ワゴンRスティングレー等)に搭載されていた装備で、同じくリヤのミリ波レーダーが後方左右から接近するクルマを検知し、ギアをバックに入れている状態でのディスプレイ表示と警報音で注意を喚起するシステムです。

もう画像見たらどんな機能か一発で分かりますよね(笑)

まぁミドルサイズSUVの中で、全長がかろうじて4mを超える程度のエスクードではそこまでの後方死角はありませんが、運転に慣れていない方4m超え車のバックはやはり怖いもの。この装備で「視える」わけではありませんが、後方を注視しながら「音で」確認するのは心理的に安心感が増えるのは間違いないですね。

◎全車速追従機能付ACC

これは!もう!かなりの進化を遂げたと言っても良い装備です!

今まで「前者追従式」のACCは幅広い車種で採用してきたスズキですが、なんと0km/hまでの追従を可能にしました!

どういう事かと言いますと、従来は

自車速60km/hに設定 → 前方車両検知 → 前方車両の速度に合わせ速度調整 → 40km/h以下で「ポーン」と追従機能解除 → 手動にて停止、発進 → また40km/hになってからACCをON

という流れでした。これが

自車速60km/hに設定 → 前方車両検知 → 前方車両の速度に合わせ速度調整 → 前方車が停止 → 前方車が2秒以内に発進 → そのまま追従走行を継続

と、このような流れに変わります。

ポイントは、0km/hつまり停車しても、追従走行がキャンセルされずに継続されるというところです。

ただし、前方車が2秒以上停止を続けている場合はブレーキが解除されますので、全てをクルマ任せにせずブレーキを踏んでおく必要はあります。

実際に使ってみると分かるのですが

「40km/h以下で解除される→また40km/h以上で再設定」

これが意外にメンドクサイ。速度を随時チェックする必要があるのもそれですが、日本のある程度の規模の都市でクルマを走らせると、40km/h以上の速度で走っている時間って少ないんですよね。

つまり、従来のACCでは

一般道では使えない(使う気になれない)

というのが正直なところでしたが、今回の改良により

一般道でも使えるレベルになった(に違いない)

という、非常に使い勝手が向上したものになりました。実際のフィーリングはまだ確認できていませんが、街乗りで使うかどうかは別として(笑)スズキ最先端の安全装置がこの新型エスクードに搭載されたというのが大きいです。

まだ安全装置しか説明できていない…次回(VOL.02)に続きます…