皆様、こんにちは、こんばんは、おはようございます。エステラオです。
2018年11月のハスラーのマイナーチェンジ。これまで
vol.1 で 詳細な内容と
vol.2 で カラーとタフワイルドについて
をそれぞれ書いてきましたが…ここで唐突に特別仕様車が出ました!!
その名も
ワンダラー
放浪者とかそういう意味の言葉ですね。
余談ですが僕はワンダラーと聞くと、聖剣伝説3のホークアイのクラスチェンジを思い出しますね。
光にいってワンダラーにするか、それとも闇にいくか…話が大幅に脱線しましたね。
実は、このワンダラーはかなり冒険した特別仕様車でして、これからその冒険の内容について書いていきたいと思います。
ワンダラーだけに、「冒険」ということですね!上手いですね!自分で言ってます・ω・
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ワンダラーの詳細について
このワンダラーは、2018年11月のハスラーのフルモデルチェンジの新しい特別仕様車として生まれました。
その特別な装備の中でも、具体的に冒険している箇所を箇条書きにしていきたいと思います。
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ウッディブラウン(新色!)2トーンルーフの設定
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ウッディブラウンのドアミラー&フロント/リヤバンパーガーニッシュの設定
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H U S T L E Rアルファベットエンブレム&フロントグリルのスモークメッキ(JスタイルⅢ同等)
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フロント/リヤバンパー&フェンダーアーチモール&サイドスプラッシュガードの材着色がブラウン!
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インパネカラーパネルがウッド調に
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エアコンガーニッシュがベージュに
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ステアリングの本革がイエローブラウン、ステッチはオレンジ
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シート表皮がレザー調のブラック&イエローブラウンに、ステッチはオレンジに
これだけを書き出しましたが、これらの3番以外は全て
ハスラー史上初!
の装備となります。
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エクステリアの特長
特になんといってもウッディブラウンのボディカラー!!
メタリック感のある明るいブラウンカラーですね。スズキにはもうひとつアーバンブラウンというブラウンカラーがありますが、こちらは非常に黒くて「焦げ茶色」なので、個人的にはこの薄めのブラウンは好感触です!
このブラウンのルーフとバンパーガーニッシュの組み合わせが、このワンダラー最大の特長と言っても良いでしょう。ここが気に入れば、もうそれだけでワンダラーは「買い」だと思います。それくらいのインパクト。
それと、ブラウン材着とサイドデカールの各種外装樹脂パーツがポイントです!
写真ではよく見えませんが、ハスラーのSUVテイストを大きく強調するのがこの樹脂モール、フェンダーとサイドシルの部分ですね。ここが標準車では…というか今までのハスラーでは全てブラックだったのが、このワンダラーではブラウンになっています。
これも、視覚的にブラウンをインパクトカラーにしているワンダラーのキャラクターの1つと言えますね!早く実車を見たい!(*^^*)
そしてウッディブラウンのルーフに映える(生える、ではないですよ念の為。まぁ生えてますけど。)シルバーのルーフレール!
このルーフレールはJスタイルⅢからの継承装備ですね。エンブレムとフロントグリルのスモークメッキ、それとこのルーフレールが外観上のJスタイルの継承を匂わせる装備ですので、外観から見るとやはりハスラーの最上級グレードという風格があるように見えます。
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インテリアの特長
かなり女性を意識したインテリアだと思います。ハスラー初のウッド調パネルは、パネル面積が大きいハスラーだからこそ視覚的な効果は抜群で、ガラッとハスラーのテイストが変わっているのが見て取れると思います。
それと、これもおそらくこんなに明るい色はハスラー初だと思いますが、ベージュのエアコンガーニッシュですね。ウッド調のカラーパネルと相まって非常に明るい室内になる印象です。
また、ブラウンのレザー巻ステアリングも女性受けの良さそうなアイテムだと思います。これだけインテリアが明るいとブラウンも映えますね。
個人的には、エアバッグモジュール部分(ホーンパッド)もブラウンにしてほしかったなとは思います。
それと、地味にJスタイルと同等(タフワイルドと同等)だと思いきやカラーの違うレザー調のシートが良い味出してます。
これも、ステアリングのライトブラウンとオソロになってますね。そしてオレンジのステッチもいかにも女性らしい!
これだけ女性向けを全面に出したハスラーも珍しいと思います。別に男性が乗ってもいいんですが、これは明らかに女性向けですね(笑)
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ハスラー ワンダラーの立ち位置
ハスラーのタフワイルドがGベースだったのに対し、これはJベースという事で、金額から見てもハスラーのトップグレード、トップオブトップと見るべきだと思います。
各種装備も豪華一色ですが、1つだけ「これは冒険したなぁ」と思える装備が…それは、
鉄チンホイールです!
スズキのグレード展開として非常に珍しい…トップグレードなのにホイールだけは下位グレード同等という組み合わせ。ガンメタの鉄チンはいかにもな使い回しを思わせますが、これはおそらくJグレードのアルミホイールは先代のJスタイルⅢ共通にしたため、アルミホイールにするには新たに新しいデザインを起こさなければならないため、コストの関係で見送ったのかなと思われます。
個人的には、ハスラーの場合あまりアルミホイールにこだわりは無いので鉄チンでも別にいいかなと思いますけどね(笑)
でも、「トップグレードなのに鉄チンなんて!!!」と怒るユーザーさんも一定数いるとは思ってます。
さて、こうやって見てみると、冒険した装備は多いものの、新規起こしの樹脂部品も無く、色こそ初の組み合わせですが従来の特別仕様車の流れを受け継ぐ順当な特別仕様車という印象です。
女性にガン振りしてきたのがどう出るか、これは注目ですね!奇しくもホンダのNシリーズがブラウン2トーンの特別仕様車を出してきたのがまるで示し合わせたかのタイミングなので面白かったり(笑)
そうそう、金額ですが、デュアルカメラブレーキサポートが標準、2トーンルーフが標準、そしてレザー調シートという事を考えると、ベースのJに2トーンとブラックインテリアパッケージを装着した金額が…
1,560,600円(税込)
ワンダラーが
1,608,120円(税込)
その差は約47,000円!
やはり、これならブラウンカラーのインパクトが気に入れば、もうワンダラーでいいかという価格設定ですね(>ω<)
ハスラー再建の起爆剤となるか!フルモデルチェンジをそろそろ期待させるハスラーですが、このワンダラーでのスズキサイドの回答とはどうなのでしょうね(笑)注目です。