ZC33Sスイフトスポーツというクルマがこの世に必要な理由

皆様、こんにちは、こんばんは、おはようございます。エステラオです。

スイフトスポーツと言えば、現在のスズキラインナップの旗艦…リーダーたる存在ですが、本当に皆様に愛されるクルマになったなぁ、とつくづく感じます。

僕は「初代」スイフトスポーツHT81Sのオーナーでしたから、スイフトスポーツの返還をこの目で、興味深く、しっかりと見てきました。その中で今思っている事を、ちょっと書いてみようかなと思います。

 


 

● スイフトスポーツというブランド

 

低価格で、走りが楽しくて、日常にアジャストしたコンパクトスポーツカー

おそらく、皆様はこのような意識をお持ちではないでしょうか?この意識は概ね正解だと思います。

走りが好きな一般庶民の方々←ココ重要!(^^ゞ にお買い求めやすい金額で、そしてその価格以上の楽しさを与えてくれるクルマが、スイフトスポーツだというわけです。

過去のスイフトスポーツを見てみましょう。※画像はクリックで拡大します

 

  • 鍛造ピストンやレカロシートを装備しつつも、超バーゲンプライスで鮮烈なデビューを果たした初代HT81Sスイフトスポーツが誕生してから15年(初代は2003年誕生)

 

  • 2代目ZC31Sスイフトスポーツに進化し、プラットフォーム一新、そしてエンジンが1,600ccとなり、以後受け継がれていくスイフトスポーツの走りの基本形を作りました。

 

  • そして3代目ZC32Sスイフトスポーツへとフルモデルチェンジし、質感と6MTの搭載により走りの性能をさらに突き詰めたモデルになりました。

○これはZC32Sスイフトスポーツの6MTモデルの試乗動画です。

 

このコンセプト・形式を15年も引き継いできているという事が、その動力性能よりも、そのボディ剛性よりも、価格設定よりも大切な事ではないかと思うのです。

低価格で、走りが楽しくて、日常にアジャストしたコンパクトスポーツカー

これを15年続けてきたということこそ、スイフトスポーツの最も重要な歴史であり、スイフトスポーツというブランドを作り上げた根幹だと、僕は思います。

※ 画像クリックでスイフトスポーツサイトへ

 

 


 

● スイフトスポーツのライバルと比べて

 

 

国産コンパクトカーで、これほどまでに長い年月をキープコンセプトで走り抜けているクルマがあるでしょうか?

コンパクトスポーツハッチと言えば、スイフトスポーツの他にはヴィッツGR(古くはヴィッツRS)がありますが、ここ最近でGRグレードが新設される前のRSは、トランスミッションもずっと5MTだったり、実用エンジンの1.5Lを採用している等、とてもスイフトスポーツに並び得るような代物では無かったと記憶しています。

 

他のコンパクトカーと言えば、ニッサン・マーチやマツダ・デミオ、ホンダ・フィット、ミツビシ・ミラージュあたりが代表車として挙げられそうですが、そもそも15年間もスポーツハッチとして作り続けてきたクルマは他にありません(フィットはRSグレードが2代目の2007年から、デミオはスペックや性能はスポーツモデルに匹敵するが、スポーツハッチとしてのスペシャリティが足りないと判断)。

このようなライバルを並べてみた結果、やはり低価格で走りが楽しいコンパクトとして選ぶとなると、やはりスイフトスポーツがどの年代でもトップだったのではないかと。

もちろん色々なご意見はあろうかと思いますが、トータルのレベルで言えばスイフトスポーツがアタマ1つ抜けていると自信を持って言えると思っています。それだけスイフトスポーツは良いクルマ。本当に。

 


 

● スイフトスポーツの立ち位置

 

では、スイフトスポーツが良いクルマであると言える特長的なポイントとは、一体どこにあるのでしょうか?

  1. 非常に低価格で、若者でも買いやすい価格設定 →

    若年層の有力なスポーツ車候補になる ← 中古スポーツカーが非常に高価格

  2. 踏めば走る動力性能(標準車に比べ専用品で強化されたエンジン)でパワフルな走りが楽しめる →

    日常の使用でも感じられるスポーツ性能

  3. 専用部品で強化された足回り → 日常使用からサーキットまで、

    ローパワーであるが故にそのまま対応できる足回り

  4. 中古車市場にもそれなりのタマ数があり、気軽にスポーツ走行のエントリーユーザーでも購入できる →

    間口の広さ

ざっと挙げるとこのような感じになります。

ここまで見てきて、何か気づきませんか?

そう、スイフトスポーツは若者に優しいのです!

なぜか?

今、クルマに興味を持つ若者は非常に少なくなっています。走りに興味はあっても、走れるクルマが高すぎる!中古車でも往年のスポーツカー…インテグラタイプRやGT-R、RX-7、スープラ、ランサーエボリューションやインプレッサWRXなど…もうぐんぐん価格が上がって留まるところを知りません。

 

このような状況下では、クルマにお金をかけるなんてとてもとても。そしてそれなりの年式車ですから自動車税も保険代も高くなり、しかも修理に精一杯で、走りに行ったりカスタムしたりなどできるお金は残されるわけないですよね。

クルマを趣味にするなど、到底非現実なわけです。しかも、家族ができればなおさら。

 


 

そこを、スイフトスポーツなら一番最初に書いたキーワード、思い出してください(^^ゞ

低価格で、走りが楽しくて、日常にアジャストしたコンパクトスポーツカー

これぞ、クルマに興味を持ち始めたエントリーユーザー、そしてバリバリのスポーツカーに乗っていたけど、家族もできるしもうそろそろ…というヘビー→ライトユーザーにも適切なクルマだと思いませんか??

 

これからの自動車がどうなっていくかは分かりませんが、これだけ世界的にEVが広まってくる様子ですと将来のレシプロエンジンのスポーツカーの立場が危うくなるのは誰の目にも明白です。しかし、そんなEVで溢れる自動車業界は見たくはないのが本音。じゃあどうするか?

スポーツカーの市民権を守るしかありません!!

 

それには、スポーツカーがまだまだ需要があり、売れる=儲かるクルマだと各メーカーに認識してもらい、ラインナップを絶やさないようにするしかないと思います。

スイフトスポーツは、まさにその最初の門戸を開く、重要なポストを担っていると言えるのではないでしょうか?

 


 

さぁ。何を言っているのか自分でもよく分からなくなってきましたが、このまま勢いで走りきりましょう。

 

スイフトスポーツは、走りを愛する全ての人類に必要なクルマなのだと。僕は声を大にして言いたい。そして

こんなにも素晴らしいクルマが売れない、必要とされない自動車業界ならば、もう滅んでしまった方がマシだと。

 

この現行ZC33Sスイフトスポーツが出て、乗って、心からそう思っています。

賛同していただける方は、ぜひ動画観てください(笑)自分、めっちゃ楽しんで乗ってますので、楽しさが伝わればいいな。

 

 

2 Comments

  1. Yama

    アツ過ぎるw
    良いですねぇ。流石です。

  2. 中山晃一

    自分が車乗り始めた時は免許取ったら即座に車を買うってのが普通でしたね!走り屋世代からRV世代でしたが、スイフトは残念ながら出会ってなかった(^_^;)
    今の若い人に乗って欲しいですね!

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